「よいしょっ。(おんぶをするように)
僕はどうしていつもおうちを背負わないといけないんだろう・・・。」
カメのトータスは、自分の体にくっついている甲羅がいやでした。
大空を自由にはばたく鳥を見ると、とてもうらやましく思いました。
ぴょんぴょんはねるウサギを見て、
「あんなふうに走り回れたらどんなに楽しいだろう。」
と思っていました。のしのし、のしのし、短い足を動かして、トータスは水辺までやってきました。
水辺ではアヒルが2羽、泳いでいました。
「いいなー。アヒルさんたちは、自由に空が飛べて。
ぼくは、いつも、こんなに重いおうちを背負っていて、足も短くて、速く走られないし・・・うらやましいよ。」
その話を聞いて、アヒルたちは
「ごにょごにょごにょ。」
と相談していました。
「じゃあ、飛んでみるかい?」
アヒルが言いました。
「私たち、棒きれをくわえて飛ぶから、トータスくんもこの棒をくわえていっしょに飛んでみようよ。
でも、絶対しゃべっちゃだめだよ。しゃべったら、ねぇ、わかるだろ。」
「本当?飛べるの?ありがとう!」
カメのトータスは、2羽のアヒルがくわえている棒を
「ぱくっ」
とくわえました。
「行くよー、1,2の3!」(くわえているので少しくぐもった感じで)
アヒル2羽とカメのトータスは空に飛び立ちました。
初めて見る、空からの景色に、トータスはわくわくしました。
「あれー、こりゃびっくりだ。」
カラスが近づいてきて、カメを見て驚いて声をかけました。
「空を飛んでいるなんて。もしかして、カメの王様?」
トータスは嬉しくなって
「えぇー、まぁ・・・・。」
と言ったとたん
「あーーー!」
じゃぽん!川に落ちてしまいました。
「あー怖かった。」
トータスはもう二度と空を飛ぼうとは思いませんでした。
どのように天気の変化はない
(もぐもぐもぐ)
「ファーマさんの小麦で作ったパンは、おいしいなぁ。」
あるところに、上手に小麦を育てる、評判のファーマというおじいさんがいました。
おじいさんはたくさんの土地をもっていて、とてもお金持ちでした。
ところが、体の具合が悪くなり、おじいさんは寝込んでしまいました。
「息子たちを呼んでおくれ。」
おじいさんのところに、ファーマ家の三人の子どもが集まりました。
「お前たち、私はもう畑仕事はできない。
けれど、あの土地は売らないでほしいんだ。
ご先祖様があの土地に宝を隠したと聞いている。
三人で力を合わせて土を掘り返して、宝をみつけてほしいんだ。」
収穫の時期が来ました。
ファーマ家の三人の子どもは力を合わせて刈入れたあと、
土を一生懸命掘り返し、宝を探しました。
「よいっしょ。ああ、こんなに掘り返したのに、宝は出てこないね、お兄さん。」
いちばん上のお兄さんが言いました。
「そうだなぁ、こんなに掘り返したことだし、種をまこうか。」
3人は種をまきました。
次の年、また、立派な小麦が育ちました。
「さあ、刈入れも終わったし、また掘り返して、宝を探そうか。」
「よいっしょ。」
「よいっしょ。」
やっぱり宝は出てきませんでした。
「しょうがないなぁ、また次の種をまこうか。」
3人は、また、種をまくことにしました。
その次の年も立派な小麦が育ちました。
太陽の光できらきらこがね色に光っています。
立派に育った小麦を見わたして、いちばん上のお兄さんが、つぶやきました。
「このことだったんじゃないか・・・。」
「え?」
「お父さんが言っていた宝物。
ぼくたちが一生懸命掘ったからこそできた、この立派な小麦のこと、だよ。」
「そうだ・・・そうだ!きっとそうだね。」
3人はそれからも力を合わせて畑を耕し、立派な小麦を作りました。
ラッシュアワー3の実行時間はどのくらいですか
4.子ガニとお母さんガニ
(横に歩き、ちょきちょきしながら)
「まぁ、ぼく、どうして横歩きしかできないの?」
お母さんガニが子ガニに言いました。「つまさきの向きを変えて、まっすぐ歩くようにしないといけないのよ。」
子ガニはお母さんに言いました。
「じゃあ、お母さん、どんな風にするのか見せてよ。
ぼくもまっすぐ歩きたいよ。」
そこで、お母さんがは、まっすぐに歩こうとがんばってみました。
「あれ、おかしいわね・・・。」
どうしても横歩きしかできません。
「つま先の向きを変えて・・・。きゃぁ!」
お母さんガニは、こけてしまい、顔をぶつけてしまいました。
5.カエルと牛
「モー。」
大きな牛がのっしのっしと池にやってきました。
水を飲みに来たのです。
水しぶきをあげながら、のっしのっし。
「ゲロゲロ、わぁーー!」
小さなカエルが牛に踏まれ、泥の中に閉じ込められてしまいました。
それを見ていたおばあさんガエルが、
「これは小さい子どもたちに教えておかなければ。」
と、子どもたちを集めて話をはじめました。
「すごーく大きな怪物がやってきて、大きな足で、子ガエルを踏んづけたのよ!」
おばあさんガエルは空気を飲み込んで体をふくらませました。
(ほっぺたに空気をためる)
「大きい怪物だったよ!」
ふくらんで大きくなったおばあさんガエルを見て、子どもたちは言いました。
「おばあさんぐらい、大きかったの?」
「もーっとだよ。」
おばあさんはまた、空気を飲み込んで体を膨らませました。
「わぁ、そんなに大きいの?」
「もーっと、もーっとだよ。」
おばあさんはまた、空気を飲み込んで体を膨らませました。
「もーっと?」
「もーっと。」
おばあさんガエルは、どんどん体を膨らませていきました。
パン!
おばあさんガエルは破裂してしまいました。
ワシントン州の街は07のlおよびp platersでどのように悪いです。
6.ネコにすず
「ネコになんか負けないぞー!」
「チュー!チュー!」
ネズミたちが、ネコ対策の会議を開いています。
どうやったら、ネコをおそれずに暮らしていけるのか、話し合いをしています。
「どうにかせねば。あのネコの爪をおそれずに生きていきたい。」
「もっと自由にお散歩したいわ。」
「せめて、ネコがいつ来るかがわかればいいんだけどなぁ。」
いろんな意見が出ましたが、
いいと思うものは、なかなかありません。
そのとき、若いマウスというネズミが手をあげました。
「こんなのはどうだろう。簡単だと思うんだけど。」
「なんだい?」
「ネコが来るのがわかればいいんだろう。
じゃあ、ネコの首にすずをつけたらいいんじゃないか?」
「なるほど!すずの音が聞こえたら、ネコが来たってことか!」
会議にあつまったネズミたちは、マウスの意見に大賛成。
どうして今まで思いつかなかったんだろうと、大喜びです。
「うーん、確かにいい計画だ。」
おじいさんネズミが口を開きました。
「けれど、誰がネコに鈴をつけるんだい?」
7.北風と太陽
ヒューッ。(息を吹きながら)
サンサンサン。(手をひらひらさせながら)
ある日、北風と太陽が、けんかをしていました。
「私の方が強いぞ。ヒュー。」
「私の方が強いよ。サンサンサン。」
どちらが強いかで、言い合いになったのです。
太陽が下を見ると、ちょうどマントを来た旅人が通り過ぎるところでした。
太陽が言いました。
「北風君、あの旅人のマントを、先に脱がすことができたものが、強いってことでどうだい。」
「わかった。ぼくからやってみよう。」
ヒューッ、ヒュー。北風は旅人をにらみつけ、力いっぱい冷たい風を吹かせました。
「こりゃたまらん!ブルブルブル。」
旅人は、マントのボタンを下まで留めて、脱げないようにしました。
旅人が一生懸命マントを握っているので、いくら北風が、風を吹いても、マントをひらひらと、たなびかせるだけでした。
次は太陽の番です。太陽が旅人に笑いかけると、暖かい光が旅人に、サンサンと降り注ぎました。
「ふぅー、暖かくなってきた。」
旅人は帽子を脱ぎました。
太陽がますます笑いかけると、
「はぁ、いい天気だ。もうマントはいらないな。木陰でちょっと休憩するか。」
とうとう、旅人はマントを脱ぎました。
8.キツネとぶどう
ある日のこと、きつねが散歩していると、りっぱな実がぎっしり、鈴なりになっている、ぶどうの木をみつけました。
ひと粒ひと粒まーるく、はちきれそうなくらい熟していて、今にもぶどうジュースが飛び出してきそうです。
おいしそうなぶどうをみて、きつねは、ごくりとつばをのみこみました。
ぶどうは、高い木の上の方になっています。
きつねはぶどうを取ろうと、その場でジャンプしましたが、届きません。
少し離れた所から駆けてきてジャンプしてみました。
さっきよりは高くジャンプできましたが、やっぱり届きません。
きつねは何度も何度もジャンプして、ぶどうを取ろうと思いましたが、結局届きませんでした。
きつねは座り込んで、うらめしそうにぶどうを眺めました。
と、突然、
「あぁ!馬鹿らしい。」
というと、ぶどうの木には、ぜんぜん興味が無かったように、さっさと歩きだしました。
「あんなすっぱいぶどう!いらないや。」
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