これは2001年5月9日、米国の首都、ワシントンにあるナショナル・プレス・クラブで20余人のUFO、ETに関する直接体験をした証人を集め、政界人や世界の著名なメディアの参加のもとで、CSETIが「秘密公開」に向けて行った記者会見を録画したビデオを翻訳したものである。翻訳は録画したビデオからの英語の書き写しをもとに在米の斉藤弓子さんが訳したものである。( CSETIのこれまでの活動についてはここをクリックしてください。)
何年も前、偉大な映画俳優ジミー・キャグニーが舞台に立っている時、同じ舞台に立つ女優が役からおろされそうになりました。キャグニーは、監督にその女優と話をさせてくれと頼み、彼女に言いました。「とっても簡単だよ。部屋に入って、足をしっかり地面にすえて、目を真直ぐ見つめて真実を言うんだ」。テレビドラマ「X-ファイル」のサブタイトルは、「真実はそこにある」です。まさにその通りです。私はこれを「真実はここにある」と言い換えようと思います。これからあなたがたは真実と対面しようとしています。私は俳優のジョン・サイファーです。7年間、ドアを通り足をしっかり地面にすえて、テレビドラマ「ヒルサイド・ブルース」ではダニエル警察署長として、また大ヒットした人気ドラマ「メジャーダッド」ではクレイグ大将として真実を語るようにしてきました。2年間はドラマ「ダイナスティ」に、1年は「ノットランディング」に費やしました。昼のメロドラマ5本、ブロードウェイミュージカル12本、そして20本の映画に出演しました。すばらしいブロードウェイミュージカル「マン・オブ・ラマンチャ」では、リチャード・キレイの代役を務めました。その中で私は、「実現不可能な夢を見ろ、無敵の敵に立ち向かい、耐え難い悲しみに耐え、勇者さえ足を踏み入れない所に向かって走っていくために」と歌いました。私は今日、ホストのスティーブン・グリア博士を紹介するために来ました。博士は勇気のあるものさえ足を運ばないところに向かってがむしゃらに突っ走っています。彼は緊急医療室の医師で、ノースカロライナ州の有名な病院の緊急病棟科長でした。3年前奥さんと4人の娘さんを前にして言われました。「これまで7年間片手間に真実を追求してきたけど、これからは本職としてやっていくよ」。博士は真実を追求するために高収入の職業から身を引かれました。私はいつもハムレットがホレーショに言った台詞を思い出します。「ホレーショ、君の夢見る哲学なんかより、天国と地獄の間にあるこの地上にはよっぽど色んなことがあるよ」。今から紹介する人は、「私たちが受け入れてきたことよりもっと色んなことがこの地上に存在する。そして私にはそれを証明する目撃者と書類がある」と言える人です。それでは皆さん、スティーブン・グリア博士です。
ホスト スティーブン・グリア博士
ありがとう、ジョン、記者の皆さん、アメリカ国民の皆さん、そして世界中の方々。今日私たちは、今まで50年もの間、馬鹿にされ、疑問に思われ、そして否定され続けてきた問題の真実を明かすためにここにいます。今日ここにいる人たちとそれに加え350人以上もの軍事、諜報機関のいわゆるUFO、宇宙人の目撃者たちは、この宇宙に存在するのは私たちだけではないということを証明します。今日ここにいるサラ・マクレンドンに感謝します。彼女はホワイトハウスの記者で、今日の主催者です。ありがとう、サラ。(拍手) 1993年に私はこのプロジェクトの軍事関連のアドバイザーとバージニア州の田舎町で会い、一般市民と軍事、諜報部員、そして他の人々が一緒になってUFO問題の真実について明かす時が来たという意見で一致しました。その後、私は個人的にクリントン政権の最初のCIA長官だったジェームス・ウールシー氏と会見し、また国防諜報部長、諜報参謀長、上院諜報委員会のメンバー、多くの国会議員、ヨーロッパの閣僚たち、日本の国会議員や世界の他の人たちと会って話をしてきました。誰もがUFOの存在については驚きませんでしたが、皆一概にUFOプロジェクトにアクセスできないことについて恐れていました。私たちが身元を確認した現時点で400人以上にものぼる証人たちは、CIA, NSA (National Security Agency, 国家安全保証局)、NRO(National Reconaissance Organization 国家偵察局)の職員、また空軍、海軍、海兵隊、陸軍の隊員とあらゆる分野での諜報機関部員、軍の機関職員、また会社員、政府の請負企業の会社員で構成され、彼らを通してこの問題を確証できます。彼らは闇の予算や極秘の未確認のプロジェクトに参加してきた人たちです。これらの未確認の特別プロジェクトは1年に少なくとも400億から800億ドルを費やし、世界を永久に変えることのできる技術の上に腰をおろしているのです。私たちが今公然と現れた理由は、アメリカ国会とブッシュ大統領にこの問題に関して公式な調査と公表を促してもらいたいからです。この課題は人類の未来、アメリカの国家安全保障、そして世界平和に密接な関係があります。特にUFOと地球外飛行物体に関する技術は、一般に公開されそれが平和的なエネルギー生産と推進に利用されれば、深刻なエネルギー危機問題を解決することができ、また地球の温暖化に終止符を打ち、今地球が対面している環境問題を改善することができるのです。また私たちは社会共同体として宇宙に武器を配置することの妥当性について討議し始めることが必要です。もし私たちだけが宇宙に存在しているのではなく、他の文明と領地を共有していることが証明できれば、宇宙に武器を配置することは無分別なことで状況を不安定にしかねません。この問題はアメリカ国内と国際社会にとって認識の範囲外だったので議論されてきませんでした。ですからこの問題を認識の範囲内に置くことが必要なのであってそのために私� �ちは今日ここにいるのです。私たちはUFOが時速何千マイルものスピードで飛び、停止し、そして右に曲がったのをレーダが捕らえたことを証言することによってこの問題を確証することができます。それらの飛行物体は反重力推進力方式を使って動きます。この方式はすでにアメリカ、イギリスや他の国々での機密プロジェクトでどのように作動するのか研究され、解明されています。UFOは地球にすでに着陸しており、特にアメリカの特別チームによって撃墜され、また回収されてきました。そして少なくとも50年もの間、異星人も回収され彼らの飛行物体は没収され徹底的に研究されてきました。私たちは今日公開する証言と書類によって私たちが知っている限り少なくとも2代に渡る大統領の政権によってこの課題が議会のメンバーから隠されてきたことを証明できます。合衆国憲法はこれらの機密プロジェクトの増大する権力によって堕落させられてきました。これは国家の安全保障にとって非常に危険なことです。ここで強調したいのは、異星人たちは私たちに対して敵意をもっているという証拠はどこにもないということです。ところが異星人が私たちの敵意を懸念しているという証拠はたくさ� �あります。彼らが私たちの大陸間弾道ミサイルを作動不可能にしたり、発射能力を鈍らせたりしたこともあります。今日、証言者たちがこれらの出来事についてお話します。ETは私たちに宇宙に兵器を配置して欲しくないということを明らかに示してきました。しかしながら私たちは危険な道を押し進めています。国会と大統領そして国際社会によって管理されてこなかったので、この問題は国家の安全保障を脅かすものになってきました。だから私たちは事実を明らかにしなければらないと感じているのです。これが 「秘密暴露のキャンペーン(ディスクロージャー・プロジェクト)」の始まりです。先週ブッシュ大統領に渡したメモに、私は私たちの目的がたちせられるまでこのキャンペーンは続けると書きました。そしてその目的とは
- UFO問題についてアメリカ議会で率直で公正な公聴会を持つこと。
- 恒久的な宇宙への武器配備の廃止と、すべての地球外物体への攻撃の禁止。
- これ以上の環境破壊を防ぐのに間に合うように石油の使用を撤廃し、また今後10年間に確実におこるはずのエネルギー危機戦争を防ぐために、どのようにしてこのUFOに関する技術を明らかにし、そしてそれを使ってどのように平和的にエネルギー生産ができるかについての十分な研究をすること。
これは最も緊急な事項です。もちろん今までUFO問題はばかにされ続けてきました。私は緑色の小人について記事を書きたがる多くのマスコミの人々を知っています。しかし実際はUFO問題が笑われるのは、それが大変重要だからです。私はペンタゴン(アメリカ国防省)や議会のメンバーである大の大人たちが泣いてこういうのを聞いてきました。「いったい私たちはどうしたらいいんだ」と。私たちは、この問題が正当に世間に明らかにされるのを見届けます。私たちがすでにビデオでインタビューした100人以上もの中の勇気のある最初の21人の証人たちが前に出て真実を語ります。人々は猜疑的な目で見ると思いますが、無分別にそうするとは思いません。なぜならこの証人たちは信用に値し、自分たちが何者であるかを証明でき、また人類にとって最も重要な出来事の第一目撃者たちだからです。彼らの何人かはアメリカで核兵器の扱いを指揮し、国家の安全保障についてのすべてにおいて� �大な信用を得てきた人たちです。私たちは今彼らの言葉を信用しなければなりません。バチカン市国のバルドゥチ司祭は最近のインタビューでこう言いました。「この目撃者たちの証言を受け入れないのは愚かなことだ」と。疑問に思うのは結構です。でも偏見をもって見たり頭でっかちな態度でにこれに対応したりするのは見当違いです。これはとても重要な問題なのです。マスコミ、科学学会、そして政府の官僚たちがこの問題を真剣に受け取り、人類と私たちの子供たちにとって正しい行動をとって欲しいのです。私たちは何十人もの最高機密の目撃者たちの500ページ近い書類と証言のコピー、そして4時間にまとめたビデオをメディアと国会のメンバーのために用意しています。このビデオは商業用ではなく、私たちがインタ ビューした120時間にわたるビデオを4時間にまとめたもので、マスコミと国会議員の人たちに見てもらうために用意したものです。私はこの問題が真実で人類の未来にとって非常に重要だということを確証できます。今これを聞いているすべての人々にお願いします。議会のメンバー、世界の国々のリーダーたちにコンタクトをとり、この問題について率直な調査を行うように、また私たちは他の生物と宇宙を共有しているので、宇宙兵器の廃止を支持するよう頼んでください。そしてこれが人類の子供時代の終わりだということを理解してください。今こそ私たちが宇宙文明の一員である大人に成長する時なのです。そのためには私たちは平和的な文明にならなければならず、宇宙に進出するのは辺境に兵器を配置する目的ではなく� �他の文明と協力していく意図の下でなければなりません。証言者はあなたがたの向かって左側から順番に始めます。彼らが自己紹介し、どんな政府や軍の仕事に従事し何を個人的に経験したかを話すまで質問はしないでください。会の終わりに会場が閉まるまですべての質問を受け付けますし、あなたがたが必要なすべての情報を提供します。それでは最初の証人から始めます。ジョン・カラハン氏です。
私は退職したFAA(米国連邦航空局)の職員で ジョン・カラハンといいます。「ワシントンDC事故評価・調査部局」の局長をしていました。退職する2年程前、アラスカ局からマスコミに何と言って伝えたらいいのかという電話をうけました。私が「マスコミに何を伝えるって?」と聞き返すと彼は「UFOについてです。」と答えました。事態はここから悪化していきました。「UFOだって?」と私は言い、そのころすべての政府職員が言っていたのと同じように「調査中だ。」と答えました。それから私はアトランティックシティのFAAの技術センターにすべてのデータを送らなければならず、私の直属の上司と軍務長と一緒にその翌日アトランティックシティに出かけました。私はビデオカメラを購入したばかりで、その出来事をビデオに録画しました。私たちはアトランティックシティでパイロットと管制塔員が見たとおりのものを彼らに(Planned ViewDisplayに)再生させました。そして管制塔員が言った言葉と彼が聞いたことを映像と同時に聞けるように彼の声が入ったカセットテープとビデオを同時に流しました。そして私たちはそれを録画しました。次の日ワシントンDCに戻り、管理者のエンゲン海軍将官に事の次第を報告しました。彼は五分間ですべてを報告するように言いました。私たちが報告をし始めると彼は録画したビデオを見ることができるかどうか知りたがりました。私たちはビデオを再生し、彼はそのすべてを見ました。その次の日エンゲン海軍将官はレーガン大統領の科学スタッフと彼らがつれてきた他の人々へ手の込んだプレゼンテーションをするためにミーティングを設定しました。そしてすべてのデータを彼らに渡すために、その朝9時か10時ごろFAAの会議室で、3人のCIA職員と3人のFBI職員とあとはよく覚えていない他の誰かに対して、私と私が連れてきたFAAの専門家たちと共にプレゼンテーションを行いました。私たちは彼らにすべてのデータとビデオとコンピュータのプリントアウトを見せました。彼らは一様に興奮していましたが、すべてが終了したとき、CIA職員の1人が私たちは秘密を誓わなければならない、そしてこのミーティングは開かれなかったし、この事件は起こらなかったことにするようにと全員に言いました。私は「なぜですか?」と尋ねました。その時点で、その物体は単なる秘密の爆撃機だと思っていたからです。彼は「これはUFOがレーダーに記録された最初の事件だ。」と言いました。それを聞いてそこにいた人たちはとても興奮していました。そして私が「一般にこのことを公表しますか」と聞くと彼は「いや一般市民には伝えない。パニックになるからだ。私たちはデータを持ち帰って研究する」と言いました。そして私はそうか、彼らはそうするのだと思いました。私はこの話を色々な人に何度もしてきましたが、時々人々は怪訝な顔をします。私はこのことに関わった管制塔員の声が録音されたFAAのオリジナル・テープを持っています。大統領のスタッフにこの件を引き渡してからFAAはこのことについてどうすればよいかわからなかったのです。FAAはUFOと飛行機との区別をつけないので、これは私たちの仕事の範囲内ではありませんでした。私はかなり興味深いオリジナル・ビデオのコピーを持っています。すべての報告が終わった後、私のオフィスには多くの報告書が入ってきました。これはFAA仕事の範囲外だったので報告書は私の机の上に来るはめになったのです。その報告書は、私が退職しスタッフが私の荷物をまとめ、私の家に運び込むのを手伝ってくれる日まで、私のオフィスの机の上に山積みになっていました。また2、3日前、1992年の私の税金還付用紙と一緒に、レーダーターゲット(目標物)のUFOのコンピュータ・データを出力したものを箱の中に見つけました。その時にレーダーが捕らえたすべての目標物(UFO)を見たいのであればここにあるプリントアウトをもとにして再生することができます。そしてこれは「UFO事件、日本1628号」と呼ばれているものです。これは1986年11月18日に起きました。私は議会でここで私がお話したこととここにあるすべての証拠は真実だと誓うつもりです。ありがとうございました。(拍手)
おはようございます。すみません、少し緊張していて。私は、 チャールズ・L・ブラウンといって7年間の海外任務の後、退役した空軍中佐です。私は自分の名前が気に入っています、というのもスヌーピーのマンガでチャールズ・シュルツ氏がこの名前を有名にしてくれたからです。第二次世界大戦中、私はウエストバージニアの農家の若い息子でしたが、愛国心に目覚めてアメリカ陸軍に入り、ヨーロッパで爆撃機を操縦するはめになり、戦争が終わる時、太平洋を輸送していました。1949年の夏の終わりに大学を卒業し、新しく設立されたアメリカ空軍に召還され、特別調査室という組織に任務を与えられました。大概の方々は御存じだと思いますが、アメリカ空軍は1947年に結成されました。特別調査室はアメリカ空軍の中で中心の調査局で、私が思うに1948年に作られました。ですから比較的すべてが新しかったのです。言うまでもなく、1947年に始まったUFO問題はかなり新しい事項でした。空軍技術諜報センターはライトパターソン空軍基地にあって、私のオフィスの隣のビルにありました。私の所属する特別調査室は空軍におけるUFOについての世界的な調査局でした。これは2年ほど続きました。そしてプロジェクトの名前は「プロジェクト・グラッジ」(project grudge)といいました。これはエド・ルペルト率いる「プロジェクト・ブルーブック」の前の形でした。私はデータを集め、――私が集めようとしたわけではありません――データは私のオフィスに送られました。私はそれを分析しました。私はパイロット調査官だったので空軍技術調査員の人々にアドバイスをすることができました。とても大規模なオフィスを想像なさるかもしれませんが、私が思い出す限りでは中尉と秘書と技術下士官だけで構成されていました。これらのさまざまな文書報告を分析していくうちに、私はこれらの報告の中には何らかの真実があるとはっきり確信するようになりました。地上有視界、地上レーダー、空輸有視界、空輸レーダーでこれらのUFO目撃が確認されています。目撃者たちは民間航空機パイロット、軍事機パイロット、警官やその他の私たちが日常生活において頼りにしている人々でした。そして彼らは尊敬すべき信用に値する人々なのです。私はここで他の信用できる人々の証言があなたがたを納得させ、グリア博士のディスクロージャー・プロジェクトを進めていくことを願っています。このプロジェクトにはアメリカ国民だけではなく世界中の人々の関心を集めるために後押しが必要なのです。異星人の宇宙船は世界中で目撃され、確認されています。私は喜んで誓いの声明にサインしますし、私の判断と私が観察したことを証言します。UFOは存在します。どうか私が言ったことと、他の証言者たちの言うことを信じてください。ありがとうございました。(拍手)